サソリ固め
両脚を固めた状態でエビ反りにする関節技。
仰向けの相手の両脚の間に自分の右脚を入れ、
自分の太ももの上で相手の両脚をクロスさせ、
右足を右脇に挟むようにしてホールドします。
右脚を軸にステップオーバーすると、
相手の右ふくらはぎに左足の脛が圧しつけられ、
アキレス腱固めの様な痛みが襲います。
相手はこの圧迫される痛みから逃れるようにうつ伏せになるしかありません。
痛みによって相手をうつ伏せにさせるため、
自分より大きな体格の相手でも比較的簡単にステップオーバーすることができます。
うつ伏せにしたら重心を落とし
後ろに体重をかけるようにしてエビ反りに極めていきます。
エビ反りにより背骨が極まるのはもちろん、脚も同時に極めています。
また、他のボストンクラブ系の技と同様、
よりきつく反り上げることで呼吸が浅くなりかなり辛くなります。
複合的なダメージを与えフィニッシュとして十分強力であり、
終盤で極めればそのままギブアップさせることもできる技です。
極められた相手の脚がサソリの尻尾ように見えることから
サソリ固めと言われています。
海外ではスコーピオンデスロックと呼ばれています。
海外プロレスでシャープシューターという似た技があるが、
別の技と言われることもあります。
(相手の脚の間に自分の脚を入れるところは同じだが右足を左脇でホールドしているレスラーが多い)
~関連技~
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