掌底
手の付け根の部分で打つ打撃技。空手やテコンドーで使われている。
相手が組み合おうと近づいた瞬間に左掌底をくり出した。
見えにくく察知しにくい下段から右顎を捕らえている
直線的に打ち込み、右腕のガードの内側を抜けてヒット。
通常パンチは上手く打たないと手や手首の骨に負担がかかるが掌底ではその心配はない。
掌底はボクシンググローブをつけて打つパンチのように衝撃が相手に伝わりやすく、
顎を打ち抜けば脳が揺れて脚にも効いてくる。
左掌底で相手を崩したところで次の右掌底を構える。
この間合いで隙を作れれば次は鳩尾に入れても効果的。
プロレスではパンチが禁止されていて、掌底は認められているが、
女子プロレスではあまり見かけない。どちらかと言うとエルボーの打ち合いが多い。