【女子プロレス】羽南 ギブアップ(足四の字固め)

白川未奈 vs 羽南

 

試合はゴング前に羽南が奇襲でドロップキックを決めたところからスタートした。

両者激しい攻防の中、羽南がサブミッションを決めたり、
白川得意の足四の字固めを切り返して抑え込んだりと、
前半は羽南が優勢な展開となった。

 

それでも白川は羽南の膝に確実にダメージを重ねていく。

低空ドロップキックで膝を狙い、足を持って膝をリングに叩きつけ、
さらに試合中盤では足四の字固めも決めて集中的に膝を痛めつけていった。

 

そして右膝に追い打ちをかけたのがドラゴンスクリューだ。

白川は両足を固めて右膝を曲げさせない状態で脚を捻り切る。

これを受けた羽南はリングに倒れ込んだ。

もう右膝はぼろぼろだ。

機動力を奪われてこれまでのような素早い動きもできない。

そしてここまで執拗に足を攻めてきた白川の前で倒れているとどうなるのかもわかっている。

しかし逃げる間もなく白川が3度目の足四の字固めに入った。

 

白川はようやく捕らえた獲物をすぐに仕留めたりはしない。

羽南がロープに近づいてはローリングしてリング中央に連れ戻し、
残っている気力を全て使い切らせるかのようにじっくりと足を痛めつけていった。

 

そして十分過ぎるほど右膝を絞ったところでいよいよ仕上げに入る。

腰を浮かせて完璧な足四の字固めの体勢を取った。

一直線に伸ばされた羽南の右膝にさらに負荷がかかる。

あまりの痛みに羽南は悲鳴を上げ、ギブアップするしかなかった。

【女子プロレス】さくらあや ギブアップ(逆エビ固め)

さくらあやはデビュー3か月にして30試合以上でリングに立ち、
順調に経験値を積んでいた。

しかしコグマ・飯田ペアとのタッグマッチをすることとなったさくらは
両者から厳しい逆エビ固めの洗礼を受けることになる。

 

試合終盤、突進してくるさくらを飯田が抱え上げてそのまま背中から叩きつけた。

全身を叩きつけられたさくらはもう虫の息。

このまま3カウントかに思えたがさくらが肩を上げ2カウントで返す。

しかし飯田の対応は早かった。

さくらがフォールを返す勢いを使ってそのままうつ伏せに返し、
すぐさま逆エビ固めに入った。

 

完全に極めきられないよう必死に抵抗しながらロープに向かって這っていくさくら。

さくらの抵抗に飯田も両足をホールドしきれず片逆エビ固めに移行した。

しかし、もう少しでロープというところでさくらの動きが止まった。

もう体力も限界なのだ。

 

それを見逃す飯田ではなかった。

離してしまったもう片方の足を取り直してさくらをリング中央に引きずっていく。

 

さくらは目前にあったロープから遠ざかり、
飯田も今度は盤石な体勢でしっかりと落とした。

じわじわと体重を後ろにかけて絞り上げていく飯田の逆エビ固めに
さくらがついにギブアップした。

 

デビュー3か月の新人に逆エビ固めの洗礼を浴びせた飯田だが、
タッグパートナーであるコグマの逆エビ固めはこんなものではなかった。

 

この翌月に再びコグマ・飯田ペアとのタッグマッチでリングに立ったさくら。

 

さくらはコグマの頭部を狙ってハイキックを放った。

空手仕込みの鋭いキックだがコグマがかがんでかわすと、
キック直後のスキをついて、走り込んできた飯田がラリアットを叩きこむ。

仰向けに倒れたさくらの両足をコグマがすかさず取って逆エビ固めに入った。

 

どっしりと腰を落としてさくらを反り上げる。

一瞬で太ももが垂直になるまで反らされるさくら。

既に先月のギブアップさせられた飯田の時よりも
きつい逆エビ固めにが極まっていた。

それでもさくらはギブアップせずロープブレイクを試みた。

重量のあるコグマに完全に極められると身動きが取れなくなる。

何とかその前に逃げないと。
痛みに苦悶の表情を浮かべながらも必死でロープに向かった。

 

しかしそれを察知したコグマがすぐさまリング中央に戻し、
今度は一気に体重を後ろにかけた。

 

デビューしたまだ3か月経ったばかりのさくらは、
コグマの逆エビ固めになす術なく絞り上げられていく。

完全なシャチホコ状態にされるさくら。

強烈な逆エビ固めに心を折られたさくらはすぐさまタップするが、
それと同時にコグマの体重が一気にかかっていく。

 

試合終了のゴングが鳴った時にはさくらは最も苦しい体勢に固められていた。

ギブアップした時よりもさらにきつく反らされたが
先輩レスラーにがっちり極められたさくらにはなす術がなかった。

【女子プロレス】上谷沙弥 ギブアップ(逆エビ固め)②

デビュー戦で強烈な逆エビ固めによりギブアップさせられた上谷だったが
洗礼はまだ終わっていなかった。

 

この日の対戦相手は岩谷麻優

今や言わずと知れたトップレスラーだ。

キャリアも技術もある岩谷を前に上谷は苦戦を強いられた。

 

そして試合終盤。

上谷の動きが落ちてきたところで岩谷が仕上げに入る。

 

岩谷はコーナーポストからダイブしてボディプレスを決めると
フォールに入らず逆エビ固めの体勢に。

 

岩谷はどっしり座り込んで上谷の体を絞り始めた。

上谷は背中の痛みに表情を歪めるが、
このくらいではギブアップしないこともわかっている。

 

さらに体重を後ろにかけるとぐぐっと反りが深くなった。

身動きが取れず絶叫する上谷。

一か月前のデビュー戦で渡辺桃にギブアップさせられた時に近い角度まで反り上げられてしまう。

 

しかし岩谷の逆エビ固めはここでは終わらなかった。

そのまま完全に後ろに倒れ込んでしまったのだ。

自分の足の裏が見えるくらいのエビ反り。

痛みに叫んでいた上谷も反りがきつくなり過ぎてもう声も出せなくなっていた。

完全に体を真っ二つにへし折られた上谷は堪らずタップし許しを乞うしかなかった。

【女子プロレス】上谷沙弥 ギブアップ(逆エビ固め)

元スターダムアイドルズ・上谷沙弥のデビュー戦。

相手を務めたのはキャリア5年の先輩レスラー・渡辺桃だった。

 

試合はスピード感のあるハイスピードな展開になった。

必死に食らいつく上谷だが簡単に押さえられてしまう。

一度捕まれば逃げられない。

上谷のドロップキックにも渡辺はびくともしない。

ボディスラムの連発が上谷の体力を確実に削っていった。

 

渡辺は試合中盤で一度逆エビ固めに入った。

デビューしたばかりの上谷相手に腰を落として極めきることは難しくないが
ここはロープまで這わせて様子をうかがった。

 

さらにキャメルクラッチで反り上げる。

しかし上半身を反らせても上谷には器械体操経験があり
柔軟な身体には見た目ほどダメージはない。

 

しかし上谷沙弥への洗礼はここからだった。

 

ボディスラムから再び逆エビ固めに入る渡辺。

ロープが足元近くにある位置。

上谷にとってはロープが遠いポジションで技に入った。

 

このくらいではギブアップしないことはわかっていたが、
ロープに這わせることでさらに体力削っていった。

 

そしてロープに近づいたところでリング中央に引きずり戻す。

柔軟な上谷に中途半端な反りでは物足りないと一気に深く腰を落とした。

上谷の体は今まで最もきつい角度に反り返り、
身動きも取れずあまりの苦痛にギブアップするしかなかった。

【女子プロレス】星野唯月 ギブアップ(逆エビ固め)

ジャングル叫女vs星野唯月

 

星野唯月のデビュー戦。

150cmと小柄な星野。

対戦相手はゴッデスオブスターダムのタイトルを持つジャングル叫女だった。

約15kgの体重差に加えて圧倒的な経験値の差でどう転んでも星野は劣勢。

星野はやられてこそ輝く選手であると語るジャングル叫女
まだあどけなさの残る新人星野にきつい洗礼を浴びせていく。

 

試合は序盤からジャングル叫女が圧倒していった。

星野の反撃もものともせず、
あっという間にコーナー・ロープ際まで追い込んでいってしまう。

 

星野を軽々と持ち上げてボディスラムで叩きつけ、
攻撃の手を緩めることなくどんどん追い込みをかけていった。

 

試合終盤でエルボーの打ち合いになり、
星野がエルボーの連打を浴びせるが、
ジャングル叫女の強烈なエルボー一発に吹っ飛ばされダウンする。

 

そろそろ頃合いと判断したジャングル叫女
星野の両足を取って逆エビ固めに入った。

 

その気になれば既に満身創痍の星野をすぐに仕留めることもできるが、
まずは軽く腰を落として少しずつ絞っていく。

それでも星野にはきつい技だった。

これがリング中央であれば戦意喪失してギブアップしていたかもしれない。

少し這って進めばロープに手が届く。そこまで耐えれば解放される。

そう期待して背中の痛みに耐えながら
最後の力を振り絞って懸命にロープへと向かった。

 

しかし新人への洗礼はここからだ。

ロープまであと少しというところでジャングル叫女は腰を上げ、
星野を引きずってロープから離れていった。

軽量な星野は抵抗することもできず、
ただただリング中央に引きずられていくしかなかった。

 

そして今度は完全に腰を落として、さらに後ろに体重をかけていく。

星野の体は押しつぶされ、ロープに逃げることは不可能だ。

そのまま一気に反り上げられた。

ロープには届かない、振りほどくこともできない。
唯一自由な左手で何度もタップすることしかできない。


身体がコの字になるまで反り返った星野はたまらずギブアップした。

 

【女子プロレス】天咲光由 ギブアップ(逆エビ固め)

天咲光由のデビュー5試合目。

前週はスターライトキッドにテキサスクローバーホールドでギブアップさせられたところだが、
今回対戦相手のMIRAIも天咲にプロレスの洗礼を浴びせた。

 

試合開始からMIRAIのヘッドロックが天咲を襲う。
MIRAIは何度もヘッドロックを仕掛けて天咲を逃がさない。

 

強烈なボディスラム、ロープに振ってからのエルボー、さらにボディスラムでもう一度叩きつけるなど、着実に天咲にダメージを与えていく。

 

そしてボディスラムの衝撃が体に残る天咲に今度はスリーパーホールド。

防戦一方の天咲が苦しい表情を浮かべる。

このまま新人レスラーを締め落とすことはMIRAIにとっては造作もない。
しかし今注目の新人をここで仕留めるにはまだ早い。

 

技を受け続け、体力が奪われている展開での締め技。

一呼吸置きたいところだが、動きを止めれば締め落とされる。

天咲はMIRAIの攻撃から逃れるだけで精一杯だった。

 

天咲も反撃を見せるが、小手先の攻撃はMIRAIには通用しない。

 

それでも何とか得意の膝十字固めの体勢に何度も持ち込んでいく。

しかしこれもロープブレイクを許し、
MIRAIに決定打を与えることができないまま試合は終盤へと差しかかる。

 

MIRAIは天咲に強烈なラリアットを打ち込んでダウンさせると、
両足を取って逆エビ固めの体勢に入った。

ここで逆エビ固めを極められるわけにはいかない天咲。

MIRAIの足を掴んで何とか返されないようにすがりつくが、
抵抗むなしくうつ伏せに返されてしまう。

体格差のあるMIRAIにがっちり捕らえられては振りほどくことは不可能。

完全に腰を落とされるとひとたまりもない。

天咲はロープブレイクする以外に逃れる方法はなかった。

 

身体を反らされながらもじわじわとロープ際まで這って進み、
あと少しでロープに手が届くというその時。

MIRAIは天咲を引きずってロープから遠ざけていった。

もう少しだったのに。

天咲の右手は空を掴みロープが遠ざかっていく。

体力が限界に達している天咲の心を折るには十分だった。

 

そしてついにMIRAIがぐっと後ろに体重をかけ、
天咲の体を完全に反り上げていく。

プロレスラーとしてまだ未熟な19歳の体はいとも簡単に反らされ、
逃げ場のないリング中央での強烈な逆エビ固めに天咲はついにギブアップ。

 

最も苦しい体勢に極められ、レフェリーが制止するまでの間、
何度もタップしながら技を解いてもらえるまで耐えるしかなかった。

【女子プロレス】星来芽依 ギブアップ(ヌメロウノ)

試合終盤、両者の激しい抑え込み合戦が続いた。

 

ベルトをかけた大一番。

挑戦者の星来と防衛を狙うAZMが互いにフォールをかけあう。

ギリギリ2カウントでAZMが返し、星来がベルトまであと一歩まで迫った。

 

そんな中、AZMが星来芽依の腕を固めてヌメロウノを狙う。

 

うつ伏せにした星来の右腕を左足に絡め、左腕に右足を絡めていく。

あとはこの右足の甲を星来の後頭部にフックさせると肩がロックされる。

しかし技が完成する前に星来は体を回転させて肩関節のロックから逃れる。

ギブアップなんてしてたまるかと執念を見せた。

 

それでも再びAZMは抑え込みからさらにヌメロウノを狙った。

捕まりかけた星来はロープの位置を確認する。

技はまだ完全に決まっていない。足を伸ばせばロープブレイクできる距離だ。

 

星来が身体の向きを変えて足をロープにかけようとする。

 

しかしAZMがそれを許すはずがない。

完全な技の形には入れていないが星来の腕を絞り上げてロープブレイクを阻止した。

 

これを星来が体を回転させてまたも逃れる。

しかしこれが悪手となった。

 

体を回転させたことで位置が変わりロープから遠ざかってしまったのだ。

 

そしてAZMが3度目のヌメロウノを仕掛ける。

暴れて何とか逃れようとする星来。

しかし今度はAZMが徐々に技の完成形に近づけていく。

 

この技を決められたら終わり。でももう逃げられない。

これからどうなるのかを悟った星来

足掻きながらも堪らず「嫌ぁ!」と悲痛な声をあげる。

しかし抵抗もむなしく、AZMは今度こそ右足を星来の後頭部に引っかけ、
遂に技の形が完成した。


あとは腕をホールドしたまま体重を後ろに倒すだけだ。

星来は足をばたつかせるが、上半身の固めは全く緩まない。

 

AZMが一息に後ろに倒れ込むと星来の肩が完全に極まった。

 

一度極まってしまうともう逃げることも堪えることもできない。

星来芽依はギブアップするしかなかった。

 

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