【女子プロレス】星野唯月 ギブアップ(逆エビ固め)

ジャングル叫女vs星野唯月

 

星野唯月のデビュー戦。

150cmと小柄な星野。

対戦相手はゴッデスオブスターダムのタイトルを持つジャングル叫女だった。

約15kgの体重差に加えて圧倒的な経験値の差でどう転んでも星野は劣勢。

星野はやられてこそ輝く選手であると語るジャングル叫女
まだあどけなさの残る新人星野にきつい洗礼を浴びせていく。

 

試合は序盤からジャングル叫女が圧倒していった。

星野の反撃もものともせず、
あっという間にコーナー・ロープ際まで追い込んでいってしまう。

 

星野を軽々と持ち上げてボディスラムで叩きつけ、
攻撃の手を緩めることなくどんどん追い込みをかけていった。

 

試合終盤でエルボーの打ち合いになり、
星野がエルボーの連打を浴びせるが、
ジャングル叫女の強烈なエルボー一発に吹っ飛ばされダウンする。

 

そろそろ頃合いと判断したジャングル叫女
星野の両足を取って逆エビ固めに入った。

 

その気になれば既に満身創痍の星野をすぐに仕留めることもできるが、
まずは軽く腰を落として少しずつ絞っていく。

それでも星野にはきつい技だった。

これがリング中央であれば戦意喪失してギブアップしていたかもしれない。

少し這って進めばロープに手が届く。そこまで耐えれば解放される。

そう期待して背中の痛みに耐えながら
最後の力を振り絞って懸命にロープへと向かった。

 

しかし新人への洗礼はここからだ。

ロープまであと少しというところでジャングル叫女は腰を上げ、
星野を引きずってロープから離れていった。

軽量な星野は抵抗することもできず、
ただただリング中央に引きずられていくしかなかった。

 

そして今度は完全に腰を落として、さらに後ろに体重をかけていく。

星野の体は押しつぶされ、ロープに逃げることは不可能だ。

そのまま一気に反り上げられた。

ロープには届かない、振りほどくこともできない。
唯一自由な左手で何度もタップすることしかできない。


身体がコの字になるまで反り返った星野はたまらずギブアップした。