【女子プロレス技検証】逆エビ固め
逆エビ固め
相手の両足を脇に挟み込み、背中・腰を反らせてダメージを与える技。
仰向けの相手の両脚を膝の裏に腕をかけるようにして取ります。
このままでは相手が両腕で踏ん張っているためステップオーバーするのは難しい。
両脚を脇に挟み込んだまま体を起こして持ち上げると相手の腰が浮く。
マットとの接地面が少なくなり、踏ん張るのが難しくなる。
摩擦も少なくなるので、引きずって移動しやすくなる。
このままリング中央に移動すればロープブレイクを防ぐことができる。
左右どちらかに振って相手の体を跨ぐようにしてうつ伏せに。
抵抗される場合は、勢いをつけて左右に振りながらひっくり返すか、
両脚をがっちりホールドしたまま下半身から捻るようにすれば
体がねじれてひっくり返る。
うつ伏せにした相手の上に腰を落としていきエビ反りにしていく。
試合中盤のつなぎで使う場合はこれくらいの角度。
受ける側は背筋を使ってこれ以上きつく反らされないよう踏ん張る。
このままじわじわロープに向かって這って進み、ロープブレイク。
もっときつく極める場合はしっかり腰を落として相手の上に座り込む。
腰や背中よりも上に座ればそれだけ反りの角度がきつくなる。
ここまでくると振りほどくことは難しいのでロープに逃げるしかないが
体重がしっかり乗ると身動きを取ることも難しい。
体の柔軟な女子ならではの角度。ここまで反らされるとさすがにきつい。
フィニッシュホールドになることはあまりない技だが、
新人レスラーはスタミナが切れたところに先輩レスラーから洗礼で
しっかり絞られてギブアップさせられることも。
背中ではなく肩の上に腰を落とす。重量級に極められるとかなりきつそう。
呼吸も圧迫されるためエビ反りのダメージに加え呼吸も制限される。
相手の体がコの字になるまで反り上げギブアップするまで体勢をキープする。
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